岐阜の魅力③

岐阜県の魅力、清水の紹介

岐阜の魅力③

岐阜県の魅力は,「飛山濃水」と言われるように,その県域の多くを占める山々が生み出す清らかな水ではないでしょうか。清流と言われる長良川を始め,多くの河川とその源流を持ち,名水百選にも選ばれる数々の湧水。そしてそこで育まれる魚たち。これらについて主だったものを紹介したいと思います。

1.飲める湧水
岐阜県内の湧水の中で特に飲用できるものを挙げてみました。

二條関白蘇生の泉(揖斐郡揖斐川町瑞岩寺)
南北朝戦乱の時代に,小島の頓宮の後光巌院を慕ってひそかにこの地を訪れた二条関白良基長が,旅の疲れと病で苦しんでいた折,傍らの湧水を飲みたちまち元気を回復したと言われています。
表流水であるので煮沸して飲用する必要があります。

教如上人御清水潤いの泉(揖斐郡揖斐川町春日六合)
春日村にある小島山の中腹付近の山肌から,清々しい水が湧き出しています。関ヶ原の合戦の行われた1600年に,後に東本願寺初代法主となる教如上人が,京へ帰る途中に石田三成側に追われ,命からがらこの地へ逃げ延びたときに,この淸水を飲み身も心も潤ったという伝説によります。2008年夏の大雨による土砂崩落で水汲み場の設備が壊れてしまいましたが,その後復旧し水を汲むことはできるようになりました。

加賀野八幡神社井戸(大垣市加賀野1丁目)
大垣にたくさんあった自噴水を代表するものとして,昭和61年に「岐阜県の名水」に,平成20年には,「平成の名水百選」に選定されました。
平成3年に,公園と池が整備され,池には,清流に棲む魚「ハリヨ」が放流され,水質のバロメーターとなっています。

高賀神水庵(関市洞戸高賀)
平成8年に地元の高賀神社の氏子により,地下約50mの井戸が掘られ,宮水として利用されたのが始まりです。
地質学的に神水を汲み上げている場所は,一億から二億五千万年前の砂岩層で,周囲の断層によって他と隔離され,砂岩層の上部は太古水がそのまま閉じこめられている可能性が高いと言われています。
水質は,硬度18で超軟水の水,弱アルカリ性です。

2.美しい清流
「名水百選」や「平成の名水百選」に選ばれたものを挙げてみました。

和良川(郡上市和良町)
農業用水や生活用水として広く利用されており,アユやアマゴ,ヨシノボリ,特別天然記念物の「オオサンショウウオ」が生息しています。和良川には良質なケイ藻が育つことから,そこで獲れるアユはその形,味,香ともに優れています。

馬瀬川上流(下呂市馬瀬)
下呂市馬瀬地域はほとんどが森林で占められています。森林よりわき出る清らかな水は,清流馬瀬川へと集まってきます。馬瀬川は,竜ヶ峰(高山市清見町)を源流に飛騨川への合流(下呂市金山町)までの自然河川で,全国的にまれに見る澄んだ水が流れ,生息するアユ,アマゴなどの淡水魚は非常に美味だと賞されています。

長良川中流域(岐阜市,関市)
長良川は,日本の真ん中を流れる,風光明媚な河川として有名です。また,この辺りでは有名な鵜飼いは,岐阜市ならびに関市(小瀨)の長良川河畔で行われ,日本で唯一の宮内庁式部職鵜匠による鵜飼い(御用鵜飼)です。
長良川鉄道と国道156号線が川に平行に走っており,車窓から長良川の美しい景色を楽しむことができます。

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